みなさまこんにちは。
本日は中古住宅の耐震についてお話させていただきます。
—耐震基準—
みなさまは耐震基準が大まかに分けて2種類あるのはご存知でしょうか。
耐震基準は大まかに【旧耐震】と【新耐震】の2種類があります。
現在は新耐震基準で建築することが法律で定められていますが、すでに建築されている建物には1981年以前に建てられた【旧耐震】の建物も多く存在します。
1981年6月1日に新耐震基準が制定され、それ以降の建物は【新耐震】それ以前の建物は【旧耐震】と呼びます。
さらに、木造住宅の性能向上のために2000年に強化された現行の耐震基準が存在します。
・新耐震と旧耐震はなにが違う?
旧耐震は数十年に1度の震度5程度の中規模の地震に耐えられるものの、それ以上の地震では倒壊する恐れがありました。
しかし、新耐震では震度5程度の地震はひび割れ程度で、震度6以上の地震でも倒れないようになりました。
新耐震は耐震性能を強化されたものの、法的な拘束力がない部分も多かったので、そこからさらに強化されたものが2000年の現行耐震基準が制定されました。
購入される中古物件は築41年までの新耐震の建物がおすすめです。
旧耐震の物件のリノベーションをする場合には、追加費用がかかる可能性があります。
ぜひ、ご検討される際は築年数に注目してみてください✨