画像：ひたちなか海浜鉄道ギャラリー
みなさまこんにちは。
本日は、ひたちなか海浜鉄道湊線の延伸についてお話していこうと思います。
ひたちなか海浜鉄道とは
茨城県ひたちなか市に本社を置き、茨城交通から湊線を引き継いで経営しているひたちなか市と茨城交通が出資する鉄道事業者です。勝田駅から阿字ヶ浦駅までの計11駅14.3kmを運行しています。
沿線には国営ひたち海浜公園や那珂湊おさかな市場、アクアワールド大洗水族館などの観光名所もあります。
延伸について
ひたちなか海浜鉄道は、年間200万人が訪れる国営ひたち海浜公園方面へ3.1kmの区間で延伸工事を２区画に分けて工事するとのことです。
厳しい経営環境が続く地方鉄道の延伸はとても珍しく、早ければ2030年の開業を目指しています。
まずは既設の阿字ヶ浦駅から、国営ひたち海浜公園の南口までを１区間とし、そこから西口までの延伸を予定しています。
延伸により年間200万人以上が訪れる「国営ひたち海浜公園」へのアクセス多様化が図られ、鉄道を利用して公園を訪れる利用者の増加が見込まれるのみならず、終端駅に交通ターミナル機能を整備することで交流人口の拡大・地域活性化が期待されています。
また、国営ひたち海浜公園付近には工業団地の開発も進められており、通勤客の獲得も見込めます。
画像：国土交通省
